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■ ふんどしオヤジですけど

メタボ、メタボ、って指を差されるから夏は大嫌い。
人の何倍も汗かくから
仕事しているように見られるのは嬉しいけど。
でも実際のところ
フンドシは汗でジュクジュク
ふだんは六尺締めてるから
ちょうど肛門のあたりに水分が溜まるようになるから
最悪の状態です。
仕事中でも風呂屋を見つけるとつい飛び込んでしまいます。
夏はいつも余分にフンドシを持ち歩いていて
朝出かける時に三枚入れるようにしています。
実際は前日の夜寝る前に用意するタイプです。
これは子供の頃から変わりません
親にうるさく言われてましたから
“朝になってバタバタして忘れるから前の日に準備しておかないと”
大人になってようやく親のありがたさがわかりました。
仕事仲間の誰一人としてフンドシはいません
ですから自分のことを“フンドシの××さん”
と自分の前では言ってますが
いないところでは“フンドシ”が自分の別名になってるようです。
べつにどう呼ばれてもいいですけどね。
嬉しいことに最近入った若い子が
フンドシに興味を持ったので六尺を締めてあげました。
みんなと一緒に銭湯に行った時に
自分の六尺姿を初めて見て
“かっこいいなぁ”なんて褒めてくれたので
締めてみるか?と聞くと乗り気になったので
その場で締めてあげました。
前袋を折り返して後ろにまわしタテミツにねじる時に
どうしても股間の敏感な部分に触れるので
心なしか半立ちになっていましたが
完成した時には完全に元気になってしまってて
みんなに冷やかされてました。
あわててフンドシを外して
浴場に戻り一人で処理してました。
若いってうらやましいですね
自分も最初はそうだったことを思い出しました。
確かに六尺は初心者のほとんどが
そんな状態になってしまうらしいです。
ガッチリした筋肉質のカラダに六尺が似合ってましたね。
その日はさすがにフンドシはやめましたが
次は家に呼んで締めてあげようと思ってます。