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■ ヒラめく赤の越中ふんどし

電車に乗っていて
何気なく窓の外を見た瞬間
マンションのベランダに見えた
干された“赤の越中ふんどし”
これほど
妄想をかきたてるものはない。
あれはどのあたりだったのか
だいたいの見当はつくものの
場所を特定出来ないもどかしさ。
実際にそのマンションの部屋を訪ねられないだけに
妄想は逆に大きく広がってしまう。
“赤”は新品の場合
色落ちしやすいから
赤ふんだけを手洗いする場合が多い
だから
赤ふんひとつだけ干してあったのだ。
他の洗濯物が一切なかったのも
気になる。
昨夜寝る時だけの赤ふんだったのだろうか?
自分の場合は起きている時は六尺
寝る時は越中だから
朝起きて越中を外して
それだけを手洗いする場合が多い
“赤”ならば特に。
もしかすると自分と同じ生活スタイルなのか?
昨夜は日曜日だったのも気になる。
日曜日に“赤ふん”は定番だから自分の場合。
だって
そうだろ
そういうことなんだから
仕方ないだろ
みんなだって
日曜日はそうなんだろ
赤は萌えたい証明だって
誰でも
誰と燃えたんだ
じゃない
誰を燃えさせたんだ
赤ふんを見せ付けて。
赤ふんをヒラヒラさせて。
牛じゃないんだけどね。
赤を見ると
アソコがヤバくなるんだよ
もう爆発寸前まで膨張するんだよ。
赤ふんを剥ぎ取って
丸々と太った尻をむき出しにして
大きく足を拡げさせ
2本指で
ワセリンをたっぴりと奥まで塗りたくって、、、
“ワセリン?”
そうだよ
“ワセリン”が好きなんだよ
ローションなんて薄いもんは気にいらねえ。
すぐに乾くし
あのヌルヌル感より
ワセリンのネバネバ感のほうが
長い時間気持ちいいんだよ。